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マリア 幸子・バイエル

( 2010年02月01日 - 2010年08月30日 )

政治学

  • ジェンダーと政治 
  • 政治理論 

 

士論文研究要旨

ジェンダー教育をめぐる政治

日本では男女共同参画社会基本法が1999年に制定され、それにともない地方自治体では「男女共同参画基本計画」や「男女平等参画条例」が制定された。しかし、こうした政策的展開や男女共同参画に反対し、「家族の一体感」を重視する動きが強まった。この動きをおしすすめるアクターは、男女共同参画基本法ならびに地方自治体の条例等の根底には「ジェンダー・フリー」の概念があり、それが学校に持ち込まれることを問題とした。本研究は、1990年代以降、保守勢力がいかにしてジェンダーについて論じるようになったのかを、東京都におけるジェンダー教育を事例に考察する。そしてその背景にある社会・経済環境の変化についても検討する。実証研究として、雑誌記事の内容分析を行うとともに、専門家インタビューによるデータ収集および収集されたデータの内容分析も実施する。分析にあたっては、新保守主義と新自由主義に関する理論的議論に依拠する。

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